政府情報の重要性

5月7日の土曜日。

南相馬市に仮設住宅の風除室用サッシを届けてきました。

搬入場所は原発事故から半径30キロ圏内を5キロほど外に出た辺り。

 

放射能はにおいも色も無いので、街並みは通常と全く変わりありませんでした。

仮設住宅ですから、そこに長く住む方々がいる訳で、実際に搬入場所近辺に住まれている方々もいらっしゃいます。

 

一説によればニュースでいつも映し出される、原発からの半径何キロというあの同心円。

あの同心円が映し出される時点で、海外の有識者、メディアは、

日本人は事実を知らされていないのではないか、と訝ってしまうらしい。

放射能汚染の広がり具合を計算するスピーディーというソフトがあるそうです。

その計算結果は同心円になるはずがないとのこと。

 

震災後に東北3県におうかがいさせていただいたのは今回で3回目ですが、

今回が原発に一番近づきました。

サクッと行って帰ってきましたが、

政府発表の情報の正確性は実に多くの人間の人生を左右してしまう現状にあることだけは間違いありません。

 

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