社団法人 黒磯那須青年会議所 2011年度理事長ブログ

12月19日は2011年度最後の理事会、

第15回理事会が開催されました。

予定者から数えて17回の理事会がある当ＬＯＭですが、

さすがに最後の最後は様々な思いが去来しました。

今年1年理事として参加いただいた皆様、

お陰様で最後の最後まで中身の濃い理事会を続けることができました。

そして直前理事長、監事の3君。

なかなか難しい立場だったかもしれませんが、

皆様のお陰で理事会として何とか形を保つことができました。

力不足な理事長でありましたが曲がりなりにも15回までめでたく終了できたのは、

皆様の頑張り以外の何物でもありません。

本当にありがとうございました。

思い返すとやっぱり震災後直近の理事会が最も印象に残っています。

不安定な計画停電との兼ね合い、果たして理事会メンバーはここに来れる状況にあるのか、

はたまたＪＣやってる場合なのかなどなど。

様々な葛藤が有る中で開催させていただいた理事会でありました。

そこで4月例会担当委員会から内容の急きょ変更の上程、

4月3日開催の急転直下の石巻炊き出し例会が承認されました。

例会としての開催にご賛同いただきました理事の方々に

大いに感謝の念を持ったのがつい先日の様です。

今年もあと10日余り。

年末に入ってもバタバタしている感があります。

何よりも震災復興についてはまだ何も始まっていない状況といえると思います。

先日仕事の関係で、宮城県登米市、気仙沼市、岩手県一関市の仮設住宅に伺いました。

国が復興の絵を描けていない被災地の状況は

現段階においても瓦礫が撤去されただけの状態でありました。

この状態で何カ月が経過しているのでしょうか。

その間国策の進展はどれほどありましたでしょうか。

被災地の方々は今、どのような思いで国会中継などをご覧になっているでしょうか。

私たちは幸運にも家族も家も流されず、被災はしていますが自分の家に住むことができています。

来年こそは震災復興の年。

手を差し伸べる側である私たちの行動が今年以上に問われる1年になります。

苦しいかもしれませんがハチドリのクリキンディの精神で

様々な問題にぶち当たって行く。

そんな感慨を改めて持たせていただいた最後の理事会でありました。