被災地に必要なモノ

4月3日と4月10日に当青年会議所では石巻青年会議所とのルートを確保し、

支援物資の搬入をしてまいりました。

ルート確保に尽力いただきました、大島三千三先輩、石巻JC歴代理事長の伊藤先輩、

誠にありがとうございました。

第1便として4月3日に伺った際には石巻JCの窪木理事長より、

「服は概ね行き渡ってきている様です。ストックがかなりある状況になってきました。」

との情報を頂き、4月4日からの物資の受け入れに際し衣服に関しては、

新品の下着と靴下だけに絞らせていただき、第2便である4月10日の物資の支援に臨ませて頂きました。

また、4月3日はやはり石巻市において当青年会議所の例会として計2500食の炊き出しをしてまいりました。

炊き出しを行った前の週には万石浦中学校の体育館には避難の方が700人余りいらっしゃったということでしたが、

4月3日の炊き出し当日には同体育館の避難者数は300人余りとなっていました。

今後の炊き出しは1か所で1000食という形ではなく、

なるべく多くの避難所で200,300食といった炊き出しの形になって来るかと思います。

被災地の状況は刻一刻と変化をしています。

 

地元に目を転ずれば先の4月5日、栃木県の福田富一知事よりとちぎ観光安全宣言が出されました。

東日本大震災の直接的な被害や福島第一原発事故の影響が県内の観光地にはほとんど見られない、

という観点からの「安全宣言」でありました。

もちろんその目的は東日本大震災の影響による風評被害の排除と、県内観光地の安全性のアピールです。

那須町、那須塩原市の現状はこと観光に関しては、前年比1割から3割の観光客数ということです。

観光が大切な資源である那須町、那須塩原市にとってこの状況は観光に従事する企業のみならず、

市町全体に及ぶ大きな問題であります。

きちんとしたデータを国民に開示しない政府の「安全、大丈夫」宣言に国民が不信感を持ちつつある中、

知事からのいち早い安全宣言は市民に「安全、安心」をもたらすでしょう。

 

 

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