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2011年度 社団法人黒磯那須青年会議所 理事長所信

第38代理事長 星野岳央

「ONLY ONE,JC」

〜新日本の再建は我々青年の仕事である〜
「新日本の再建は我々青年の仕事である。更めて述べる迄もなく今日の日本の実情は極めて苦難に満ちている。この苦難を打開してゆくため採るべき途は先ず国内経済の充実であり、国際経済との密接なる提携である。
 その任務の大半を負っている我々青年はあらゆる機会をとらえて互に団結し自らの修養に努めなければならぬと信ずる。」
これは1949年3月、日本初の青年会議所(社)東京青年会議所の前身である、東京青年商工会議所の設立趣意書の冒頭部分です。時折しも日本は、大戦の惨敗が決定的となった1945年8月の終戦からの復興を兆し始め、戦後日本の自由主義経済が今まさに根付こうとする時期でした。そんな時代背景もあり、冒頭の「新日本の再建は」で始まる一節が生まれたであろうことは想像に難くありません。
そして現在。万能であることを疑わなかった自由主義経済は世界規模での歪みを露呈し、グローバル化が進む現代において我が国が受ける影響は決して少なくありません。一方、日本の政治は国民に対して諸問題の根本を未だ垣間見せず社会保障、福祉、教育を主とするあらゆる分野における閉塞感を国民の間に蔓延させている状況にあります。先行きの見えない今日において明らかとなっていることは唯一、旧態依然の政治も経済も既に「小手先の細工だけではもうどうすることもできない」という事実だけです。

「ある時代・集団を支配する考え方が、非連続的・劇的に変化すること。」(大辞泉抜粋) 

世界は今まさにこの「パラダイムシフト」の真只中にあると言っても過言ではありません。
1949年と現在、当然のことながら時代背景は大きく変わっています。しかしこの設立趣意書の一節は現在の私たちが持っている実感と奇妙に符合している様に思えてなりません。「今日の日本の実情は極めて苦難に満ちている。」と。
☆☆JCしかない時代から、JCもある時代へ。そしてやっぱりJCしかない時代へ。
日本の青年会議所はその綱領にもある通り、「明るい豊かな社会を築き上げる」という使命に向けて、全国各地でアプローチを続けています。しかし掲げる綱領の懐の深さは自由度の高い事業内容を許容する一方、外部へ発信すべき主義、主張のアピール度合いの低さとなって表れている面が少なからずあります。対して、各地域で活躍しているNPO法人を始めとする諸団体の特化した活動内容は一般の方々にとっても受け容れられやすく、JCと混同されてしまうことはおろか、むしろJCよりも地域の活力となってその地域に確固たる地位を築き上げていることも少なくありません。
青年会議所は4つの機会(地域開発、個人開発、ビジネス、国際)を通して「積極的な変化の創造」を出来る人材育成を目的に、「明るい豊かな社会を築き上げる」という理念を追求して運動を展開する団体です。「明るい豊かな社会」の実現に向かっての運動を模索検討し、先頭に立って事業を実施することで地域に対して様々な提案を行う。その提案がもし一般市民の方々に受け容れられるならば、有志の団体あるいは行政に運営、実施をお任せする。受け容れられなければ反省を踏まえて、また新たな事業を模索検討する。即ち、実施すれば盛り上がる事業やこれまでにもあった受け容れ易い事業を続けていくことではなく、明るい豊かな社会の実現を目指し、新たな切り口を市民に対して常に提案し続ける団体。これこそが他の諸団体と一線を画する私たち青年会議所の存在意義であると考えます。
☆☆JAYCEE NO SENAKA運動の推進 〜自ら進んで楽しむJC〜
では私たちJAYCEEは今、何をしなければならないのか。その答えは私たち自身の中に、言うなれば、JAYCEE NO SENAKA運動の推進にあると考えます。志を持って展開するJC運動は、誰かがどこかで必ず見ています。また「好事門を出でず、悪事千里を行く」とも言われます。私たちは様々な人々から、そして社会人として、会社人として、親として、子としてなど様々な角度から見られていることを理解しなければなりません。即ち、あらゆる場面でSENAKAを見られる側の役割を担っていることを意識しなければならないということです。本年度は「新日本の再建は我々青年の仕事である」ことまた、「やっぱりJCしかない時代」であることを改めて再認識した上で、メンバー一人ひとりが、自分なりのJAYCEEを体現し、そのSENAKAがいつ誰に見られてもいいSENAKAであり続けること、更にはそんなSENAKAを自らが作って行こうとすること、それこそが「混沌という未知の可能性」(JC宣言より)を切り拓いて行くJCの存在意義であると捉え、JC 運動に邁進して参ります。
混沌とした世相だからこそ必要とされる。そんなJAYCEEならば社会から、会社から、家庭から、市民から必ずや必要とされる人間であるし、JAYCEE NO SENAKA運動を推進するJCは同様に必要とされる団体であるはずです。目の前の使命に気概を持って取り組み、楽しむ。楽しいから頑張る、楽しむために頑張る、頑張るから楽しい。そんな循環を念頭に、自らが進んで楽しむJCを目指して参ります。
1.会員拡大運動 〜JAYCEE NO SENAKA運動の推進〜
 当LOMのみならず、全国各地においてもJC運動を展開しているメンバー数は、減少の一途を辿っています。その一方で世界同時不況の真只中であるにもかかわらず、急激に会員数を増やしているLOMや、年間入会者数に上限を設けて急激な会員増加に歯止めをかけるために、入会者数を抑制しているLOMなどが栃木ブロック内にも存在します。その差はどこから来るのか。本年は会員拡大の基本軸にJAYCEE NO SENAKA運動の推進を掲げ、その答えを模索して参ります。今、私たちがしなければならないことはJAYCEE NO SENAKAを結集してJCの魅力を伝播させていくことに他なりません。会員拡大運動が最大のJC運動であると言われる所以でしょう。 本年は会員拡大に数値目標を掲げ、この最大の運動に取り組んで参ります。JCという組織を考える上でも、JC運動の輪を広げていく上でも、メンバー一人ひとりが共通認識を持ち、同じ方向性で具体性を伴って会員拡大運動を展開して参ります。
1.明るい豊かなまちづくりの具体的な提案
 各地域に根差した事業に青年会議所由来の事業が存在し、黒磯那須のエリアにもそれは存在します。しかしその数は決して多くはありません。これは取りも直さず、私たちが地域に対して未だ影響力を発揮し切れていないということに他なりません。本年はJC だからこそできる地域に対する具体的な提案を計画、実行して参ります。明るい豊かな社会の実現のため、新たな切り口で様々な提案をし続けることでJC運動を展開していきます。
1.対外、連携事業の今後の行く末とそのベクトル
 青年会議所は市民と行政、市民と諸団体などの橋渡しの役目を担うことができる、稀有な団体であります。当LOMが継続事業として長期に亘って運営、実施してきた花火大会に代表される対外事業や連携事業に対し、その事業の成り立ちや性質を鑑み、JCとしての関わり合い方や実施の是非を含めた方向性の模索検討を進めて参ります。これまで継続的に実施してきた事業に対し、本来あるべき事業の姿と次世代を見据え、先延ばしにすることなく団体としての関わり方のベクトルを定めて参ります。
1.公益法人制度改革への対応
 新公益法人制度への完全移行により、当LOMも2013年11月30日までに公益社団法人格もしくは、一般社団法人格の取得を完了しなければなりません。2010年7月1日に正式に公益社団法人となった日本青年会議所を始め、既に公益社団法人格を取得しているLOMが全国各地に存在します。それらの先例や両者のメリット、デメリットを鑑みまた、名称変更までを見据えながら、LOM内で統一した方向性を持って、公益法人制度改革に対して着実に歩みを進めて参ります。
1.HPの運用とインターネットの可能性の模索検討
現代社会におけるインターネットが占める役割は年々その重要度を増し続け、今やインターネット無しでは生活に支障をきたすレベルにまで来ているといっても過言ではありません。私たちのJC運動においても、例会記録の発信を始めとしたインターネットとのコンスタントな携わりの定着は必須事項であります。また広報というチャネルの位置づけをより鮮明に打ち出し、LOMにとってのインターネット活用の可能性をもう一歩踏み込んで追求して参ります。
〜結びに〜
2011年、社団法人黒磯那須青年会議所は綱領の懐の深さと、38年の長きにわたり脈々と受け継がれてきた諸先輩方の志という恩恵を最大限活かし、JAYCEEの誇りを胸に一つひとつの事業に対し明確な主義、主張を持ってJC 運動を展開して参ります。至らぬ点も多々あるかと思いますが、理事長という役職を力及ばずながらも全うさせていただく所存でございます。OBの皆様を始め関係諸団体の皆様そして、メンバーの皆様からのご協力を賜りながら精いっぱいのJC運動に邁進して参ります。本年も何卒変わらぬご指導ご鞭撻を頂けますよう、切にお願い申し上げまして、理事長所信と致します。