那須野ふるさと花火大会のお話
5月11日は第14回那須野ふるさと花火大会実行委員会の役員会の日でした。
回を数えること今回で第14回の花火大会ですが、近年は2年に一度の夏の風物詩として定着して参りました。
しかしながらこの震災であります。
実は震災当日の3月11日は花火大会実行委員会の日でもありましたが、
メンバーの仕事が一段落する夜の開催ということで、その日は開催に至りませんでした。
そして日を改めて3月末に開催。
開催スケジュールを逆算していきますとこの時点で、花火大会開催の是非を決定しなければなりませんでした。
共催団体3団体で持ち帰り、討議をし、その意見を取り入れての役員会を開いた上で、実行委員会での決定を見るに至りました。
夏場の電力供給に不安が残る状況、企業協賛金活動、当日の安全対策、その他諸々の事情を鑑み、
本年の第14回那須野ふるさと花火大会は一先ず中止とさせていただきました。
花火を楽しみにしてくれていた皆様、ご期待に添うことができず大変申し訳ありませんでした。
第14回の大会会長としてこの場をお借りしてお詫び申し上げたいと思います。
私たち実行委員会一同としましても、断腸の思いで中止とさせていただきました。
是非を決定するあのタイミングではどうあっても「上げる」決定はできませんでした。
しかしこの中止を単なる中止には致しません。
この那須塩原市、那須町における花火大会がより素晴らしい花火大会となるために、
現実行委員会は今後も活動を続け、次の組織が立ち上がるまでの道筋を創造していきます。
できるだけ早い花火大会の開催はもちろんのこと、新生那須野ふるさと花火大会となるべく、
この期間を有効に活用していきます。
第14回那須野ふるさと花火大会実行委員会へのご理解とご協力を切にお願いするものであります。
2011-05-13 7:51 AM|2011年度 理事長